刀鍛冶に学ぶ、小刀づくり体験:京都から日本各地へ、あなたのためだけのオーダーメイド・プライベートツアー「京都Plus」

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刀鍛冶に学ぶ、小刀づくり体験

刀鍛冶に学ぶ、小刀づくり体験

刀鍛冶に学ぶ、小刀づくり体験

るろうに剣心、鬼滅の刃で注目を集める日本刀。

刀には神が宿ると考えられ、単に武器としてだけでなく、精神的な拠り所としても捉えられていたと言われています。

日本刀は、職人たちの努力と技術により時代に合わせて進化し、世界の鉄工芸品の中で最高峰に位置付けられています。

そんな伝統工芸品である日本刀を制作している京都でも数少ない鍛刀場で、本格的な「小刀作り体験プラン」をご用意いたしました。

日本刀は、刀鍛冶だけが扱うことが許される「玉鋼」という特別な素材で作られています。

この体験でつくる小刀も同じ玉鋼を使って作ります。

約4時間でできますので、つくった小刀はその日のうちにお持ち帰りいただけます。

13時00分

体験の場となる「将大鍛刀場」に到着。

こちらは、京都で唯一の刀鍛冶工房です。

また「世界ふしぎ発見!」でも取り上げられたこともあります。

紹介された放送の記事

都会の喧騒から離れた緑溢れる空間。

亀岡の中でもとりわけ豊かな自然に満ちています。

まずは、刀鍛冶の中西裕也さんから、日本刀に関する知識を簡単に学びます。

歴史は平安時代中期頃まで遡ります。

時代劇や映画で見る日本刀は、反りのある湾刀ですが、平安時代中期頃までは反りのない直刀だったそうです。

こうして刀の姿は、時代に合わせて変遷しました。

また、刀を見る際には、3つのポイントがあります。

  1. 刀姿
    全体の流れるような姿
  2. 刃文
    刀身に見られる白い波のような模様。
  3. 地鉄
    刀の表面にあらわれる様々な模様。
    ※今回の体験では樹木の年輪のような模様

刃文の美しさは一番チェックしたい点と言われています。

日本刀の歴史、特徴を学んだ後は、いよいよ小刀制作です!

14時00分

最初に中西さんが小刀制作の過程を実践してくれます。

その後に、中西さんにサポートしてもらいながら、自分で小刀を製作していきます。

最初は、灼熱の暑さと炎の迫力に驚きました!

「トントントン」

簡単そうに見えましたが、ただ打つのではなく、薄くしたいところ、尖らせたいところで打つ力の強さや角度を変えたり・・・。その都度中西さんの指示に従って打っていきます。

最後は、中西さんに微調整をしてもらい形を整えます。

15時00分

次は刀に土を塗って、刃文を決めていきます。

刃文は、研げば浮き上がってるものだと思っていましたが、土で模様をつけて、刃文を決めていたんです。

こんな一手間がかけられていたとは。

15時30分

土を乾かしてからまた火に入れます。

低めの温度、750度くらいで焼いていきます。

ここで電気を消して部屋を真っ暗な状態にします。

これは温度を色で判断するためだそうです。

暗闇の中燃える炎と赤く光る刀、綺麗に見えて感動です。

16時00分

熱した刀身をリズムよく水につけて徐々に冷やしていきます。

シュワシュワ・・・と勢いよく蒸発していきます。

このときに、塗った土の薄い部分が急速冷却されることで鋼の成分が固くなり、反対に分厚いところは冷えるのに時間がかかり、固く変化しにくいのだそうです。

この冷える時間の差で刃文がつきます。

16時30分

刀に塗った土を剥がし洗っていくと、模様がついているのがはっきり見えます。

中西さんの仕上げの工程です。

綺麗に研いでもらい、自分の名前が彫ってもらったらオリジナル小刀の完成です!

左:玉鋼コース、右:スタンダードコース(鉄素材)

日本刀は、美しさだけでなく、日本人の技術、生き方、それを必要とした当時の思想を表現したもの。

日本の伝統工芸でありながら、現代では日本刀を目にすることや、触れることがほとんどなく、日本刀は遠い存在になっています。

だからこそ、私たちは刀鍛冶を通じて日本刀の圧倒的な美の世界を体験してもらいたいと思っています。

刀匠将大:中西裕也さんについて

日本刀の刀鍛冶は、全国で三百名を切るといわれ、現役で刀を作り続ける方はさらに少ないそうです。

伝統と歴史を誇る京都でも、刀匠将大の存在は唯一無二とも言われています。

丹波に生まれ、磐州の師に習い、再び丹波に戻り、刀造りに打ち込まれています。

そんな中西さんは、日本の文化の象徴である「日本刀」が多くの日本人から不要のものになりつつあることを懸念されておられます。

日本人のルーツでもある「日本刀」に触れることで、再びその存在に価値を見出し、またその価値が見直されてほしい。

そんな思いから小刀づくり体験を実施されておられます。

刀に込められた日本の真価、美に触れる特別な体験と喜びを、是非、京都で体験してみませんか?

このツアーのおすすめポイント

世界にひとつしかない、自分だけの小刀が作れる!

伝統のたたら製法でつくられ、刀鍛冶だけが扱うことが許される貴重な「玉鋼」でつくる「本物」の小刀を作ることができます。

刀鍛冶:中西さんが軽快なトークで日本の伝統を学ぶこともできます。

ツアーの詳細

体験料金▼スタンダードコース(鉄素材)
お一人さま18,000円(税込)

▼玉鋼コース
お一人さま39,000円(税込)


※2人で1刀を作ることもできます。その場合の料金は1刀分となります。
※1刀につき2名様までのお付添は無料ですが、3名様より1名につき3,000円の見学料がかかります。

料金に含まれるもの体験料・材料費・作品代(桐箱入り)・小刀代・消費税
開催日程通年(火・木・土・日)
体験時間

①9:00~②13:00~
※予約状況により、開始時間が前後する場合があります

体験施設将大鍛刀場
所在地〒621-0255
京都府亀岡市本梅町西加舎石敷32-1
対象年齢10歳以上
最少催行人員1人
集合場所現地集合
予約について料金のお支払い後、予約確定となります。
キャンセルポリシー体験日の8日前までのキャンセルを承ります。
それ以降につきましては、いかなる理由がございましてもお客様都合のキャンセル代金のご返金はお受けできません。
注意事項・鍛冶場では火が焚かれますので、化繊の服以外でご参加下さい。
・汚れても大丈夫な服装でお越しください。
・近くにコンビニ・自販機等はございませんので、お飲み物は各自ご持参下さい。
感染症対策に関して発熱など当日体調がすぐれない方は体験を受付できません。
受付時の検温・手指消毒・マスク着用にご協力ください。

以上の内容は「基本プラン」であり、自由にカスタマイズできます。

観光コースの変更や、宿泊の追加など、あらゆるご要望にコンシェルジュとして対応いたします。